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業界の一部では死んだことになってるそうですが


by Count_Basie_Band
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ご機嫌よう

テレビは「いよいよゴールデンウィーク」と、さも全国民が休日にになるかのごとく騒いでいますが、365日24時間稼働の職場、交通機関、小売業、レジャー施設などで働いている皆さんにとっては逆に多忙な時期。
私のような稼業も忙しいのです。

それなのに、2年前、全くの出来心でブログを開いてしまいました。
以来、独断と偏見、悪口雑言の数々を並べ立てて皆さんに不快な思いをさせてきました。
実は、ほとんどの記事は自分では実験、テストのつもりで書いたものであり、必ずしも私の思想信条や客観的事実を述べたものではありません。


さらに、最大の実験のつもりで精神病院への入院と通院の事実を告白しました。
想像した通り、日本社会では精神科の患者を避けるのが常識であることが確認できました。
疾患、症状の問題ではなく「精神科」という医療機関に対する認識の問題のようです。


目的を達しましたので、本稿をもってこのブログは閉店といたします。
なお、このサイトは暫くこのままにしておきます。

どうもありがとうございました。

ご機嫌よう         _b0091493_923562.jpg


ぐっすり寝ようぜ...

# by Count_Basie_Band | 2008-04-21 09:03

新たな流行?

「後期高齢者医療保険」の保険料天引きに関する騒動はようやく静まったように見えます。
そして、騒動の鎮静化と共に現役世代、特に20代30代の若い人たちのネット上における発言に見られる「誤解」が「正解」として定着し始めたように感じます。

厚生労働省の見込では、この保険における給付の原資の1割が被保険者が支払う保険料、4割が現役世代(とその雇用者)が支払う健康保険料、残りの5割が公費(所得税、住民税など)となっています。
マスメディアは「保険給付の9割が現役世代の負担」ばかり言っています。実際には、給付額次第で「9割」になるかどうかわからないのですが、そこまで説明している報道はないようです。

この「現役世代負担」という言葉がとんでもない影響を及ぼす気配があるのです。

以前から、現在の高齢者が受給している「基礎年金」、「厚生年金」、「企業年金」は現役世代の人たちから徴収されている年金保険料から支払われているという「誤解」が方々に見られました。そこから「高齢者による現役世代の搾取」という見方が生まれ、広まってきました。
つまり、今の年金受給者は年金保険料を徴収されることなく不労所得を定期的に得ているという主張です。

この「誤解」が「正解」になってしまいそうなのです。こうした主張が、後期高齢者医療保険の保険料とゴッチャになり、正当化されるかもしれない雰囲気を感じるのです。

今の年金受給者の現役時代の所得は、平均すると、現時点の現役世代の人たちの所得よりはるかに多かったのですから相応の保険料を払ってきています。
しかしマスコミはそんなことは報道しません。マスコミの担当者も現役世代であり、そんな解説は読者や視聴者に受けないからでしょう。

従来から発生している少年たちの「ホームレス殺し」に加えて無差別な「年寄り殺し」が流行り出すのかな?
そしたら日本は世界の爪弾きに遭うことになるとは、立法・司法・行政やマスメディアの然るべき立場の人たちは思っていないのかな?

関連記事:
温情
温情―まとめて返信
# by Count_Basie_Band | 2008-04-17 16:06

やったぜ!

この数日、気味が悪いほど好調です。
夜は熟睡。血圧と心拍は理想的な値で安定。昼間眠気に襲われることもありません。
500メートルも歩くと脚の付け根が痛くなってソーロリソロリになっていたのが、今や2キロでも3キロでもフルスピードで歩けます。

もしかすると、最近の血液検査で下記の改善が見られたことの心理的効果かも知れません。

       基準値(男性)  前回(2月25日)     今回 (4月3日)
γ-GTP       70以下       430           66
総コレステロール
        150 – 219       273          122
中性脂肪
          50 – 149      479           109
尿酸
          3.7 – 7.0       12.2           5.9
グルコース(血糖)
          70 - 109       126           96

これで全検査項目が基準内になりました。

私の最大の敵は「中性脂肪」と「尿酸」だったのですが、この二つの敵との戦いには「二律背反」がありました。
青魚と納豆は中性脂肪対策には有効ですが尿酸を増やすのです。

この制約の下で二つの目的を達成するために目標を単純化しました。
70歳以上の男性の基礎代謝は体重1kg当たり21.5kcalなので、1日の摂取カロリーを「1,400kcal」に設定し、「生命維持以外の活動」(ウォーキング、ジョギングなどの運動だけでなく、タイピング、屋内の移動、家事その他)で中性脂肪と尿酸の備蓄を減らすことにしたわけです。

両方にまたがる最悪の禁忌食品は鳥獣の脂肪、肉、内臓、砂糖、コメ。
果物と豆類は品種や加工法によって異なるので厄介です。

もう一つのポイントは、食物のエネルギーと成分の吸収を減らすために早く排泄してしまうこと。
手段としては漢方の緩下剤を使い、1日2リットルの水、茶、コーヒーを飲んでいます。

これを約1ヶ月半続けてこういう結果になりました。
飲食物の影響は恐ろしいと思います。
これで内科系の危険は当面なくなったでしょう。

体重の目標は設定しなかったのですが結果として5キロ減で、しばらく20%を超えていた体脂肪率も14~17%に戻りました。

エッ?酒ですか?
ムニャムニャ....

法螺ではない証拠にスキャン画像
やったぜ!_b0091493_10244032.jpg

# by Count_Basie_Band | 2008-04-16 09:54

妄言集?

「小林よしのり」という名前と、彼が創作したらしい「ゴーマニズム」という奇妙な言葉は新聞の書籍雑誌広告欄で目にし、主として劇画を描いているらしいことは知っていた。
それだけだ。どんなタイプの劇画かも知らない。
「ゴーマニズム」が「傲慢+ism」であることは一目でわかるが、この種の悪趣味な造語は私の最も嫌うところなので、この人物の著書は表紙も見たことがない。

ところが、ほんの数日前、薦められて

日中戦争の中の青春
===== 日中戦争時代
――戦場の中国で若きスパイとなった男の、せつない物語 =====
    元中支派遣陸軍特務機関員  中谷 孝 87歳

にアクセスし、「小林よしのり」の正体を知って大きなショックを受けた。

戦争反対や世界平和を叫ぶものは戦場に立つ勇気の無い臆病者だ。大東亜戦争は正義の戦いだった。特攻隊は立派だった。今の日本人も国の為に命を捨てる覚悟を持て。勝っている戦争はかっこいい。


このサイト―「ネット書籍」と呼ぶべきか―の筆者「中谷 孝」氏は“劇画『戦争論』への反論”と題する章の冒頭でこの一文を紹介し、1998年6月に初版が刊行された「小林よしのり」の劇画『戦争論』の要点の一つ一つを論破している。

Amazonで調べてみると、こうした「大東亜戦争賛美」「特攻隊賛美」「戦争賛美」を連ねた『戦争論』は一大ロングセラーになっており、続編も出ている。現代日本社会に受け入れられているのだ。
著者の「小林よしのり」が「中谷 孝」氏と同年代か、あるいは年長であれば理解できなくもない。破れた夢なのだから。
しかし「小林よしのり」は1953年生まれである。敗戦から8年も経ってから生まれた男だ。焼夷弾も機銃掃射も、そして米軍による占領も見ていない。飢餓も知らない。だからこういう妄言を著書に綴ることができるのだ。
現代日本社会では言論、表現の自由が保障されている。少なくとも、そういう建前になっている。だから何を書こうが、どんな本を出そうが許されることになっている。

怖いのは、私が寒気を禁じ得ず肌に鳥肌が立つのは、こういう妄言が広く受け入れられているらしいことである。

そして私が数年来抱いてきた疑問が解けたのである。最初は高校生ぐらいの子どもたち、やがて20代、30代と年齢が上昇し、今では私と同年代にも「大東亜戦争賛美」「特攻隊賛美」「戦争賛美」を口にし、文字に表す人の数が増えている。その源は「ゴーマニズム」、「よしのり本」だったのだ。

私と同年代にまで「ゴーマニズム」信者が広がっていることに疑いを持たれる向きもあるかも知れない。実は、戦時中にもかかわらず米軍機が上空を飛ぶことすらなかった土地が沢山あるのである。私が5年生から高校卒業まで暮らした金沢もその一つだ。ずっと金沢で過ごしてきた連中に私が受けた機銃掃射や爆撃の話をしても信じてくれなかった。だから彼等の中に『戦争論』信者が生まれても不思議はない。本物の銃弾や砲弾が自分をめがけて飛んでくる恐怖を想像することすらできない連中だ。

こうした「ゴーマニズム信仰」「よしのり信仰」の蔓延を見ると、自衛隊の演習場へ「よしのり」を連れて行き、着弾地点に立たせてみたくなる。それでも妄言を吐き続けるかどうか。

しかし、一歩引いて周囲を見渡してみると、たとえば40年前の日本とは比べようもない暗さに慄然とする。前途に希望の灯りはチラッとも見えない。結果として嫉み僻みがジワジワと湧き上がる。「逃切世代」だの「学級崩壊世代」だのと世代間の悪口の応酬で鬱憤を晴らしているように見える。

だからといって、僅か60年ぐらい前に解放されたばかりの残虐な世界に戻る理由がどこにあるのか。妄言に踊らされてあの恐怖を再び味あわなければならない理由がどこにあるのか。自分だけの空想に浸るのは止しなさい。

あの時代の恐ろしさ、惨めさは「日中戦争の中の青春」と「戦争を知らない世代の皆様へ」に体験として語られている。

参考:
「中学生の満州敗戦日記」(今井和也、岩波ジュニア新書)で780円(+税)

>考えてみると、もともと日本の軍隊には「国民をまもる」という発想はないようだ。
(中略)
 そもそも戦争とは国民の生命と引きかえに国益を獲得しようとする国家事業なのだから、戦争を始めた国に生命の保障を求めるのは無理な話かもしれない。(p.28~29)


イージス艦「あたご」の衝突事件に関して同じような意見が聞かれましたが、あの事件の時、この本は既に脱稿しています。
# by Count_Basie_band | 2008-04-09 20:18

必要悪?

フィリピン人女性バラバラ事件、犯人は1999年にもバラバラ事件で捕まりましたが殺害を立証できなかったため3年6ヶ月の懲役だけで社会に戻された男。

ヒトの死体を分解し、切り刻むという行為は、解剖医などの職業的専門家以外では、「心=精神が健常な人間」にはできない行為のはずです。前回の事件の時に司法が精神科医の見解を質し、「措置入院」などの手段を講じて社会復帰を停止すれば今回の事件は起きていないはずです。報道されている「家賃云々」は引き金に過ぎず、真の原因ではありません。

そもそも警察官や検察官には「ただちに入院させなければ、精神障害のために自身を傷つけ、または他人を害するおそれがある」者を都道府県知事または政令指定都市の市長に報告する法的義務を負っています(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第29条)。その義務が果たされた上での「3年6ヶ月」だったのでしょうか。

多くの先進国では、バラバラ事件どころか性的イタズラその他のセクハラの常習犯でさえ社会から隔離したり、性ホルモン投与や去勢手術で性的嗜好を変えてから社会復帰させたりしているのに、日本では非常に簡単に社会に戻します。「迷惑防止条例」違反で済んだりします。

私は宗教、信仰の類は大嫌いです。しかし、こういう司法の現状を見ると社会には宗教、信仰が必要なのかな、と思い始める恐れを自ら感じます。宗教や人々の信仰心が強すぎる社会では血なまぐさい抗争が起きやすいのですが。
# by Count_Basie_Band | 2008-04-08 10:51