業界の一部では死んだことになってるそうですが


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発展途上の国

1月4日まで、日経朝刊は「YEN漂流―縮む日本」という特集を掲載した。奥方のご意向で自宅購読させて貰っていないサラリーマン諸君は読めなかったわけだが、そのレベルのサラリーマン諸君こそ読むべき内容だった。

最も印象的だった報告の一つは「ブランド品の二重価格制」の広がりである。従来の価格、国際価格を米ドル経由で換算した価格では、かつては世界を買いまくった「ニッポンのブランドおばさん」たちが手を出さなくなってきた。そこで日本向け仕様の商品を別途作成し、半値以下で日本市場に持ち込んでいる。しかし国際仕様の商品も陳列されているが価格は国際価格、ただし支払い通貨は円以外の通貨(現金またはクレジットカード)で、購入客の中心は中東、中国、ロシアだそうだ。

ホテル業界では、一見逆のような現象が起きている。近年日本に進出してきた外資ホテルの豪華さに比べると日本の老舗ホテルの高級客室のレベルは半端である。来日する富裕層の需要を満たせない。そこで日本のホテルがさらなる豪華さを求めて改装を進めているというのだ。このメチャ豪華なホテルを使うのも中東、中国、ロシア。

こうした二重市場二重価格システムなら現役世代でも体験者がおられるだろう。いわゆる発展途上国では常識だった時代がある。

その通り!
いまニッポンは発展途上国へ向かって発展しつつあるのだ。
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# by Count_Basie_Band | 2008-01-04 15:02
「紅白歌合戦」という番組、2007年12月31日が第58回だそうだが、今まで一度も観るどころか聴いたこともない。

「いわゆるアンチNHKですか」と訊ねられることはあるが、違う。
ニュースはNHKを最優先にしているし、ラグビーや大リーグ野球、アメリカのプロフットボールはNHKでないと観られない場合が多い。
だから「アンチNHK」の人たちとは違い、視聴料も素直に払っている。ケーブルテレビや、スターチャネルなど特別有料番組の視聴料と同じだ。観たいから代金を払う。当たり前の行動だ。相手がNHKだろうが北朝鮮テレビだろうが同じだ。

「歌番組がお嫌いなんですか」と訊ねられると少し考えてしまう。根はジャズ&クラシック派だが、東海林太郎、田端義夫、淡谷のり子も大好きだからである。ただ「紅白歌合戦」は時々の流行モノが中心らしいのでゴメン蒙っているだけだ。
ところでKIRINが出している「氷結」のコマーシャルソングは何語で書かれているのかご存じの方がいれば教えて欲しい。どう聞いても、これまで地球上に存在しなかった言語にしか思えない。

「要するに意地になってるんでしょう」と言われたら、毛髪のない頭を掻くしかない。会社員を辞めたのは丁度20年前だが、「紅白っちゅうのを一度も観たことがないんですよ」というと「それは珍しい。その記録は大事に守ってください」と数人の人に言われた。

結論として言えるのは、「時々の流行モノ」しかやらないから「記録更新が続いている」ということにすぎない。世界のトップクラスを連れてきて「アドリブのブルース・スキャット大会」や「プッチーニ大会」でもやったら「記録更新」は途絶える。
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# by Count_Basie_Band | 2008-01-03 16:14

弁解第1号

明けましておめでとうございます。

2006年について12月31日に「私の十大ニュース」をまとめて掲載しましたが、2007年は十大ニュースどころか、「地獄の1年」の一言で足りる年でした。

妻の、そして私自身の入退院、家事全般、妻の看護。と言うか医師の指導に従った生活指導、そしてブログでの怖い論客(^^;)の皆様からのコメントへの返信で疲労困憊。

元旦は指先も動かす気がせず、赤ワインを少々口にしただけ、飲まず食わずのまま文字通りの寝正月。1日中眠り続けました。

以上、2008年の弁解第1号でした。
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# by Count_Basie_Band | 2008-01-02 07:47

もがき揚げ

昨日、夫婦二人だけの暮らしになってから時々利用する総菜屋を覗いてみたら「牡蠣フライ」がありません。
「12月に『牡蠣フライ』がないとはどういうことだ?」
「今年は牡蠣が超不作で、私らがフライに使える生食用が手に入らないんですよ。しかたがないから新しい『掻き揚げ』を考え出して、『牡蠣フライ』の代わりに出しました。しらすと九条ネギを一口大にしたんですけどね」
試食してみるとなかなか悪くない。品名は「一口掻き揚げ」となっている。
「もがき苦しんだ挙げ句作ったんだろう?」
「いやぁ、ホント、もがき苦しみましたよ」
「だったら『もがき揚げ』にしろ」

私の提案に従って改名したかどうかは未確認です。
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# by Count_Basie_Band | 2007-12-29 13:51

医者の世界も縦割り

実は入院前から脚の具合が悪かった。1キロほど歩くと太股が痛くなる。それからしばらく這うように進む。すると、いつの間にか普通に歩けるようになる。これは退院後も続いた。

精神科のリハビリ担当医に話したら、取りあえず整形外科で調べて貰ってください、という。嫌な予感がした。歩き始めに痛むのは、あの恐ろしい脊柱管狭窄に症状が似ている。

例の掛かり付けの内科医に近所の整形外科を紹介して貰った。数十枚写真を撮られた後、脊柱管狭窄ではありません。一番下の腰椎の椎間板がすり減ってなくなっています。椎間板は新たに生えてくるモノではないのでこのまま牽引その他で筋力を強化するしかありません。ということで毎日牽引に通っている。

すると11月末、今度は睡眠中に足がつった。一番目は右、次の晩は左。そこで入院後最初の夜に左足首の捻挫と右膝に打撲傷を負ったことも話した。整形外科医の返事は、睡眠系の薬を投与されている人に良く起こる現象ですと言う。

それを精神科医に報告すると、あぁ、夢遊病状態ですね。熟睡用の薬の配分を変えましょう、となった。
要するに夢遊病状態で何かをしていたのが整形外科系の障害につながったようなのだ。歩行も楽になってきた。

この種の情報、各専門医の境界を超えて共有できないものだろうか。
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# by Count_Basie_Band | 2007-12-29 13:30

ナベ烏帽子

高校時代、多分「国語」の時間に「鍋取公家」という言葉を教わった。「貧乏公家」の蔑称だそうだ。「鍋」とは貧しい公家が被る冠(烏帽子)のことだと聞いた。

近年の日本の政治を見ていてふと思い出した。
今の大臣たちは皆「鍋取公家」という表現がふさわしい。
「ナベツネ」のご機嫌次第で身分権限が左右されるのだから、これ以上ピッタリの表現はないのではないかと思う。

その「ナベツネ」の政界における経歴についてWikipediaは「要出典」との注釈付きだが以下のように記述している。
************************
東京大学文学部を卒業して「読売新聞社」に入社。『週刊読売』(現『読売ウイークリー』)記者を経て、政治部記者となる。警視庁出身の社長正力松太郎の目にかなって、自民党党人派の大物大野伴睦の番記者になった。以後保守政界と強い繋がりを持つようになり、大野の事務所を行き交う札束攻勢を目の当たりにする[1]。渡邉に対する大野の信頼は篤く、渡邉は大野の依頼を受けて自民党総裁や衆議院議長ポスト獲得の交渉の代行、自民党の政治家のゴーストライターとして週刊誌の論説の執筆まで引き受ける[要出典]。児玉誉士夫と懇意になり、児玉の指令のもとに九頭竜ダム建設の補償問題や日韓国交正常化交渉の場でも暗躍したとされている[2]。大野の死後は中曽根康弘と親密になり、今日でもその親密ぶりはよく知られている[3]。1966年の国有地払い下げ問題での暗躍は、田中角栄をして「あいつはただ書くだけの奴じゃないんだな」と舌を巻かせるほど壮絶なものであった[4]。

1977年、編集局総務(局長待遇)に就任、同年2月18日付の『読売新聞』社説は百里基地訴訟一審判決の違憲立法審査権の存在意義を説いていたが、1981年7月8日付紙面では一転し、二審判決の統治行為論を支持して裁判所の政治介入を制限する主張に変わった。読売新聞が渡邊の主張を取り入れて、中道から保守に傾斜して行く。同年、取締役論説委員長に就任した。1984年からの元旦社説は自ら執筆した。
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このジイサン、先日亡くなったばかりのオスカー・ピーターソンより1年若いだけ。81歳だ。ピーターソンも晩年は片手しか使えず、本人もファンも昔の録音を楽しむだけになっていたのだが、ナベツネも同じようなモンだろう。いまの日本人の生活や国際問題を理解できているとは思えない。ボロボロの、穴だらけの烏帽子だ。
それでも「公家」共の頭の上に乗っている。利用する「鍋取公家」がいるからだ。

さて、この烏帽子が「燃えるゴミ」(自治体によっては「燃やすゴミ」)になったときに何が起きるか。

心配している人は心配しているだろうが、私には楽しみだ。

あの「ナベ烏帽子」が消えようと、日本の世の中、たいして変わりはしない。実際に世の中を仕切っているのは「公家」たちではなく「奉行人(ブギョウニン)」どもなのだから…
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# by Count_Basie_Band | 2007-12-26 16:44

宛名人不在

12月17日、社保庁が「ねんきん特別便」の送付を開始したと桝添はニコニコ顔で話していたが、私は別なことを楽しみにしている。

送付された「ねんきん特別便」の何パーセントぐらいが「宛名人不在」で戻ってくるのか。

近年は転居して「転入届」を市区町村に提出に行くと年金関係の住所も更新されるが、こうなったのはいつだろう?

昨年までは、毎年、誕生月になると「年金受給権者現況届」の用紙(はがき)が年金受給者に送られてきていた。受給者の生存を確認するのが目的だった。今年になってようやく「住民基本台帳」システムのデータを使うことになった。したがって社保庁は受給者の現住所は把握しているが、未受給者の住所はどうなんだろう。

自治体の合併が急速に進んでいるが、それに合わせて更新しているだろうか。

年金資格を取得している女性が結婚し、姓や住所が変わった場合、「結婚前」と「結婚後」の繋がりを社保庁はトレースしていたのだろうか。

日本経済の高度成長の中で膨大な数の日本人が外国に派遣された。長期滞在の場合は居住地を赴任先に移す、その場合は自治体の職権によって日本での住民登録が「消除」される。帰国したら改めて取得することになる。その場合、外国へ居住地を移す前と同じ住所に住民登録するかどうかわからない。「消除前」と「再登録」の間の繋がりを社保庁はトレースしてきただろうか。

他にもいろいろなケースがあり得る。だから私は「宛名人不在」で戻ってくる「ねんきん特別便」の数に興味を抱く。
私は10年以上前から受給者だから私の分は確実に届くだろうが、妻の分はどうなるのか。

面白い。
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# by Count_Basie_Band | 2007-12-19 16:50

一つのストーリー

誰が、どのようなストーリーを練り込むのでしょうか。

では私が一つ練り込んでみましょう。
1.どんな企業官庁にもいわゆる「3K(きつい、汚い、危険)作業」は存在する。
2.それらの3K作業は当該の企業官庁に雇用されている社員職員によってではなく、いわゆる「派遣労働者」によって遂行されている。
3.企業官庁のコンピューターシステムへの依存度が高まり、さらに業務の国際的な連動が広まるにつれて業務の1日24時間365日稼働が一般化し、3Kのうちの「きつい」労働が増える。
4.さらに環境問題への関心の高まりによって3Kのうちの「汚い」労働、「危険な」労働が増える。
5.したがって派遣労働者がさらに増える。
6.一方、それらの派遣労働者が「年収200万円以下」の階層の大半を占めるが、彼らからは、所得税、住民税、健康保険料(または国民健康保険税)などの所得ベースの公租公課を徴収できない。しかし立法府や行政府に所属する人間は公租公課を食って生きている。
7.その結果、年収1,000万円以上の人々を含む徴収可能な階層からの徴収額を増やさざるを得なくなる。
8.これが新たな貧困を創出する。つまり公租公課を徴収された後の可処分所得が減少する結果としての貧困である。一方、公租公課の額を決定する任にある立法府や行政府に所属する人間は公租公課を食って生きているから公租公課を減らそうとしない。
9.生物の世界では成長し、繁殖するのに必要な物資が不足すれば、その物資を得るための様々な活動が発生する。人間も生物であるから人間の社会でも同様の活動が発生する。それが犯罪であり、戦争である。
10.かくして高所得層と低所得層の人口が等しく、そして同じ速度で増加しているという「現実」は現時点での偶然に過ぎず、そんな「現実」を直視しようとしまいと、日本を待っているのは犯罪激増と戦争である。

このストーリー、荒っぽすぎますか?
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# by Count_Basie_Band | 2007-12-12 15:12

一つの「現実」

現実なんて、直視するだけの値打ちがあるのか?

毎日を偶然のつながっただけのもの、と思いたくないから、我々は例えば恋愛によって現実を物語化する。「将来の夢」を持つことで、殺伐とした暮らしはストーリー化される。
現実が、ただそれだけでは何の価値も持たないことを、我々は知っている。だから、そこへストーリーを練りこむのである。


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これは某ブログで偶然目にし、気に入ったので拝借した文章です。これから何度も使うかもしれません。もちろん引用元の了解は得てありますが、引用元に興味のある方は「現実なんて、直視するだけの値打ちがあるのか?」で検索してください。

サダム・フセインという暴虐な独裁者がイラクにいました。これは「現実」です。しかし暴虐な独裁者なんて、人類が発生して以来常に世界中に存在します。だから「サダム・フセインの存在」という「現実」を直視したところで、サダム・フセインの影響を直接被らない人々にとっては何の値打ちもありませんでした。
しかし、「アメリカ合衆国とアメリカに何らかの形で依存している国や地域を破壊するのに十分な兵器をサダム・フセインが所有している」という「ストーリー」を練り込むことによって「サダム・フセインの存在」が値打ちを持つに至りました。
そして今度は「そのような兵器は存在しなかった」というストーリーが加えられました。その結果、イラクから遠く離れた、たとえばいわゆる北朝鮮にとっても「サダム・フセインの存在」という過去の「現実」が値打ちを持つに至ったのです。

いまの日本には、年収1,000万円以上の人の数と年収200万円以下の人の数がほぼ同じであり、そして同じ速度で増加しているという「現実」があります。この「現実」を直視した場合に透けて見えてくるのは「年収1,000万円未満200万超の人の数が2倍の速度で減少し、最後はゼロになる」という未来の「現実」に過ぎません。何の値打ちもない「算数の答え」です。
この「現実」に値打ちを持たせるには何らかのストーリーを練り込む必要があります。

誰が、どのようなストーリーを練り込むのでしょうか。
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# by Count_Basie_Band | 2007-12-11 15:22

本当はどうなんだろう?

11月17日付だから前号になるが『週刊ダイヤモンド』が「うつ」の特集を組んでいた。書き出しは

うつ病を「心の風邪」と表現する医師がいる。誰もがかかることがあり、治療すれば治るが、放置して悪化すれば死を招くからだ。最近は30代を襲う“新型”が続出したり、子どももおとな同様の有病率であったりと多様化し蔓延している。

となっているが、私が接した精神科医の見解は

アレルギー体質が変わらないように、鬱気質が変わることもない。
アレルギーを持っている人がアレルゲンに近づいてはいけないように、鬱気質を持っている人はストレッサーに近づいてはいけない。


で一致しているし、ネットで検索しても同様の見解が圧倒的に多い。
『週刊ダイヤモンド』の特集で言及されている「30代を襲う“新型”」だの「うつ病はクスリで治す」というのは鬱気質由来の「立ちくらみ、息苦しさ、頭痛、頻脈、痙攣、不安感などの身体症状」のことに過ぎない。「鬱気質」と「鬱病」に対する世間の誤解を助長しかねない記事のように思える。

一方で「予防・早期発見から復職まで 先進企業のメンタルヘルス対策」というのも紹介されている。ここで気になるのは「復職」だ。発病前のポストに戻るのか、あるいは社員としての雇用が継続されるだけなのか。

今まで世話になったどの精神病院でも「一流企業の社員の方々は『保険外』で受診なさいます」と言っている。精神病医に通っている事実を会社の健康保険組合に知られたくないのだ。

私が会社勤めをしていた時も、健康保険組合は「精神科」と「性病科」を受診した社員の氏名を人事担当役員に報告することになっていた。

『週刊ダイヤモンド』に紹介された「先進企業」での実態を知りたくなる。
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# by Count_Basie_Band | 2007-11-24 13:24