業界の一部では死んだことになってるそうですが


by Count_Basie_Band
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今回は短篇

例の朝日出版社( http://www.asahipress.com/)のMLですが、今回は短篇2本です。
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(1)
An official Gallup survey polled over
1,000 women with the question:
Would you sleep with Bill Clinton?

1 % said, "No"
2 % said, "Yes"
97 % said, "Never again"


(2)
Forty-three percent of all Americans say that
immigration is a serious problem.
The other 57 percent said, "No hablo ingles."


★【語句と和訳】

poll 「世論調査をする」

serious problem 「深刻な問題」

No hablo ingles = No understand English
「英語は分からん」


([1] 公式のギャラップ調査で千人以上の女性に「クリン
トンと寝ますか」と聞きました。その結果は。

  1 % は「ノー」
  2 % は「イエス」
  残り97 % は「もう二度といや」

([2] 全米国人の43%は移民問題が深刻だと言います。
残りの57%は「英語で聞かれても分からん」と(スペイン
語で)答えました。


★【笑いのポイント】

(1)で「二度とごめんだ」と圧倒的多数が答えたというこ
とは、この人たちは皆、クリントンと関係があったわけで
すね。

クリントンの女好きを徹底的に笑い飛ばしたジョークです。

(2)で、No hablo ingles(英語、わからない)とスペイン
語で答えたということは、スペイン語系移民が増えて、英
語が分からない人であふれているということを表しています。

すなわち、危機的状況に陥った英語というものを、象徴的に
表していることになります。


★【ちょっとウンチク】

米国の民主主義を支える大きな柱である「世論調査」を確
立したのは、George Gallup です。ギャラップ調査は彼の
名前をとったものです。

Gallup の 博士号論文(1928)の A New Technique for
Objective Methods for Measuring Reader Interest in
Newspapers(新聞読者の関心を測定する客観法の新技術)
は、世論調査に新機軸を打ち出したものです。

彼は1936年の大統領選挙で、わずか5万人を調べて、それ
まで有名雑誌社が200万人以上の読者を使った結果と違う
予測を出し、見事にサンプル調査の有効性を実証しました。

この Gallup poll も1948年の大統領選挙では、共和党の
Thomas Dewey 候補が民主党の Harry Truman 候補に大勝
すると誤って予測し、それに基づいて The Chicago Tribune
が「デューイ勝利」という世紀の誤報を出しました。

Gallup は選挙前3週間で世論が急変化したため、と弁解
しました。
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筆者は同じ宮本倫好(みやもと・のりよし)さんです。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-30 05:18

サカナサカナサカナ

マグロの漁獲量規制がついに現実味を帯びてきた。取りあえずは本マグロと南マグロが対象らしい。
そこで日本のマスコミは「トロが食卓から遠ざかる」などと騒いでいるが、自宅の食卓で天然本マグロを食している家庭はどれだけあるのだろう?現在既に天然本マグロのトロを食卓に載せている家庭は値段が2割や3割上がっても気にしない階層ではないだろうか。
実は私もトロの値段がいくら上がろうが気にしない。金持ちだからではない。大トロどころか中トロも食さないからである。マグロは赤身しか食さない。私が社会人になった頃まではトロは人間が食べるものではなかった。肥料に使われていたのである。寿司屋でも魚屋でもマグロを捌くとトロはゴミバケツに放り込んでいた。
いつからあんな変なモノ、ラードのようなモノを人間が口にするようになったのか知らない。しかも値段が赤身より高いらしい。だから寿司屋で赤身を注文するのは恥ずかしいことだと思っている人がいる。とんでもない。「今日の赤身はどうだい」の一言で職人の態度が一変する。トロを注文する客はカモであり、赤身の品質を訊ねる客はコワイ客なのである。
東京にはいまだにトロを置かない寿司屋が何軒もある。私の行き付けの店も、前の住まいの時から贔屓にしている出前専門の寿司屋も赤身と「ズケ(赤身を出汁醤油に付けたモノ」しか置いていない。行き付けの店では、一度、大間の一本釣り本マグロの背骨を出してくれたことがある。骨にへばり付いている赤身をスプーンで削ぎ取って食した。まさに至福の時だった。
本マグロや南マグロがなければ、私はメバチマグロを食べる。ほとんど赤身だけのマグロである。アッサリして旨い。そして値段が安い。キハダマグロというのは身の色が薄く、関東では人気がないが関西ではマグロというと先ずキハダらしい。獲れるのは静岡以西。
40キロを超える本マグロは時に「シビ」と呼ばれる。漢字では「四日」と書く。絞めてから「四日」間寝かせなければ生臭くて旨くないと言う意味である。魚は何でも獲れたてが旨い、獲れてでなければいけないという迷信が近年広がっているが、「シビ」でわかるように絞めてから時間をおいた方が旨い魚もあるのだ。マダイは1日以上、ヒラメは半日以上と言われている。
タイもヒラメも近年は養殖の方が多くなっており、今の中年以下の人たちの間では養殖の方が人気があるらしい。運動不足で脂が多いからである。トロの人気に通じる嗜好の変化である。どんな魚も脂が乗っていれば旨いらしい。私には理解不能だ。2月から3月頃に現れる、ほっそりして脂のない若いカツオは旨いと思うけどな。
新しくなければ刺身で食せないのはサバ、アジ、イワシなど、いわゆる「青魚」「光り物」である。そして貝類は生きていなければならない。死んだ貝類は食ってはいけない。
貝だけでなくウニ、ホヤもそうだ。木の箱に入ったウニは一度だけ口に入れたことがあるが吐きだしてしまった。針を動かしている殻を割って取り出すウニとは似ても似つかぬ、変に臭くてベチョッとした気味の悪い物体だ。これが現代の寿司屋では高級品だという。わからん。
もっとわからないのは「イクラ」と呼ばれている赤い粒だ。これも一度だけ食したことがあるが醤油の味しかしなかった。私が小学生だった頃まで、イクラというのはサケが自然の環境で産卵受精したモノだった。今イクラと呼ばれているのは「イクラモドキ」「スジコバラシ」などと呼ばれていた。
なお「自然の環境で産卵受精した」本物のイクラを持っている店は東京にもある。もちろんメニューに載せるほどの量はない。常連客に密かに振る舞ってくれる程度だ。普通は、値段の付けようがない、と言って代金を取らない。これをもう一度食してから死にたい。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-29 16:34

喜んでばかりは....

私のリンク先には、偶然、バンクーバー、ロンドン、アムステルダムと寒い土地にお住まいの方がお一人ずつ含まれています。
秋以降、時々寒さの話がチラッと出ますが、先日はアムステルダムの「ひじり」さんがご自身のブログ「In The Cage」(http://inthecage.exblog.jp/)でアムステルダムの暖房事情を紹介していらっしゃいました。基本的には温水暖房のようで、寒そう。

私は北国育ちなので寒がりです。北国育ちは概して寒がりです。反対に思われる方がいらっしゃるでしょうが、寒さ対策が整っている環境で育つからでしょうね。大学に入って初めて迎えた東京の冬は地獄でした。

それから52年経ちましたので慣れはしましたが、前の庭付き戸建てでは冬場の電気代とガス代は合わせて月6万から7万掛かっていました。それでも寒くて仕事中は膝掛け毛布に綿入れのチャンチャンコ。

ところが今の、犬との共生のためにデザインされ、全戸に1頭以上の犬がいて最高の遮音機能を備えた集合住宅では、外気が10℃ぐらいでも室内では半袖のTシャツ1枚で過ごしています。室温はブルドッグに最適とされる23℃前後にしてあります。

暖房器具としては、20畳ほどのリビング、ダイニング、キチンをカバーする少し大きめのエアコンが先ず1基。これは建築時に取り付けられたので家賃に含まれています。隣接する6畳ほどの仕事部屋にはそれなりのエアコン1基、そして別フロアの10畳ほどの寝室にもそれなりのエアコン1基。エアコン以外の暖房器具は禁止ですから後は何もありません。そしてエアコンは全部「標準温度の自動運転」に設定してありますが夜から早朝までしか温風は出ていません。つまり昼間は暖房無しなのです。それで半袖Tシャツです。

この結構な怪現象の原因として考えられるのは、先ず遮音設計です。居住区域は2階で東と西の両方にベランダがあります。つまり開口部は大きいのですが前の道路をパトカーや救急車がサイレンを鳴らして通っても微かにしか聞こえません。この遮音機能が断熱効果をもたらしていると考えられます。外気の影響を受けにくくしていると思うのです。
もう一つは照明です。リビング、ダイニングの方の天井には高熱を発するハロゲンランプが並んでいます。小型電気ストーブぐらいの熱は出ているでしょう。

お陰で電気代は前の家の3分の1、ガスは湯沸かしとキチンだけなので4,000円ぐらい。

マイナス面は「出無精」になることです。戸外の温度が分からないので100メートルしか離れていないコンビニに行くにも一旦ベランダへ出て体感温度を測り、上に重ねるモノを決めなければなりません。面倒臭いので互いに押し付けあっています。
これが認知症に繋がるとすれば喜んでばかりはいられませんね。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-28 16:40

油断大敵

先日テレビのニュースで「自治体に畜犬登録され、狂犬病予防注射を受けているイヌの比率は東京都が最低」という声を耳にしました。画面には何か資料が出ていたかもしれませんが見ていませんでした。
ネットで探してみると
1位 愛知県  42 万頭
2  東京都  37
3  神奈川県 37 
と言う数字が見つかりました。2006年度の数値です。全国では約600万頭になります。
一方、ペットフード工業会の推定では、飼い犬の中で役所に畜犬登録されているイヌの比率は全国平均で60%となっています。
この比率を適用すると東京都の飼い犬の数は62万頭となります。
人口は1,265万人ですから人間20人に1頭となります。
世帯数(単身者世帯を含む)は603万ですから10世帯に1頭となります。
ところがペットフード工業会の推定では全国平均で5世帯に1頭です。
そこで東京でも5世帯に1頭と仮定すると120万頭となります。
つまり東京では、120万ー37万=83万頭の飼い犬が狂犬病の予防注射を受けずにうろつき回っているかもしれないのです。
更に多摩丘陵や河川敷には野犬が沢山います。

全国では400万頭以上の飼い犬プラス野犬が狂犬病の予防注射を受けずに生活していることになります。

このところ海外で犬に噛まれて感染し、死亡するという事件が続きました。
しかしイヌについては日本では60年以上も発生していない、と一部の獣医までもが楽観しています。

確かに輸入される動物や、日本に移住、あるいは帰国する人のペットは検疫を受けます。だから日本に定住する予定の動物は大丈夫でしょう。
しかし「イヌを載せていると遭難しない」という言い伝えを忠実に護っている民族の船が日本中の港に毎日やってきています。そのような犬を連れて上陸する船員もいます。
そして年に何頭かは行方不明になると報道されています。狂犬病に感染し、潜伏期間中に日本国内で行方不明になるという可能性は十分考えられます。
「中央から地方へ」と何でも地方自治体に丸投げする作業が進行中ですが、狂犬病のように死亡率100%の伝染病については「地方から中央へ」権限を移し、強権を発動してワクチン接種率100%を実現しなければならないと、私は思っています。

日本でペットへの狂犬病予防接種が嫌われるようになった経緯は知っています。自治体が実施する予防接種では1本の針で何頭もの犬に注射し、別な伝染病に感染するケースが多かったからです。
今は違います。製薬会社でワクチンが装填されている「使い捨て注射器」を使っています。行き付けの獣医に頼めば役所への接種済の報告までやってくれます。

愛犬家の皆さん、他のワクチン同様年1回なのですから狂犬病の予防接種も受けさせましょう。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-28 13:07

崖っぷち犬

「崖っぷち犬」事件については、競って実況中継したTVメディアが方々で批判されているようですが、それよりも全国で5,000人も現れたという「引取希望者」に私は警告します。

三代以上野良犬だった犬がヒトと共生することはほとんど不可能です。
凶暴で疑り深い肉食動物になっています。ネズミや野兎などの生き物を殺して食べるようになっています。
保健所にいる「捨て犬」とはまったく違う動物です。

家庭犬として代を重ねた犬は他の動物を殺すことができません。ミミズを見ても恐怖に震え上がります。だからヒトに頼り、ヒトを信頼し、ヒトと生活できるのです。

見た目のセンチメンタリズムや浅薄な動物愛護精神は危険です。人命を危険にさらします。

以上、通称「カリスマ愛犬家」の私見です。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-25 09:40

またクリントン

例の朝日出版社( http://www.asahipress.com/)のMLですが、Bushが選挙に負けたので標的はクリントン夫妻に完全にシフトしたようです。
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ビル・クリントンと法王が同じ日に亡くなりました。

生前の所業ゆえに、クリントンは地獄に、法王は天国に送
られるはずだったのですが、事務処理の手違いで、二人は
逆に送られてしまいます。

つまり、法王は地獄に、クリントンは天国に。
さて、結果やいかに?


After a couple of days they fix this problem and the Pope gets on the escalator to go to heaven and Bill gets on the other to go to hell.

The two pass each other on the way and Bill asks, "How bad was it down there?"

The Pope says, "Not that bad, kind of hot and noisy, but I am glad to be going up to heaven now. There's one thing up there I have been looking forward to."

Bill asks, "What is that?" The Pope replies, "I want to meet the Virgin Mary.

Bill, shakes his head sheepishly and whispers to the Pope, "Too late."


★【語句と和訳】

fix this problem 「この問題を解決する」

down there 「下のあそこ(地獄)」

up there 「上のそっち(天国)」

Virgin Mary 「聖母マリア」

sheepishly 「おずおずと、恥ずかしそうに」


(数日後、この問題に決着がつき、法王はエスカレーター
に乗って天国へ、ビルは下りのエスカレーターで地獄へと
下りていきます。途中ですれ違うとき、ビルが訊ねます。
「あちらはひどかったですか」。

法王は答えます。「それほどでも。ちょっと熱くて、騒が
しかったけどね。でも、いまこうして天国に上がっている
のは嬉しいことですよ。上に、楽しみにしていたことが一
つあるのでね」

「そりゃ、何です?」というクリントンの質問に、法王は
「聖母マリアにお会いしたいのですよ」と答えます。これ
に対し、クリントンは恥ずかしそうに首を振り、法王にさ
さやきます。「手遅れですね」)


★【笑いのポイント】

「聖母マリアに会えるのが楽しみ」という法王に、なぜク
リントンは「もう手遅れですよ」といったのか。これがこ
のジョークのポイントですね。

つまり、「色事師のクリントンは、あろうことか処女マリ
アにまで手をつけた」という含意です。地獄に落ちるのは
当然ですね。

ちなみに、聖母は処女のまま神の子イエスを身ごもったと
いうのが、キリスト教信仰の基本でしたが、Virgin Mary
(処女マリア)を日本語に訳すとき、「処女が妊娠するは
ずがない」と考えたからかどうか、「聖母マリア」を定訳
としました。


★【ちょっとウンチク】

聖母マリアの信仰はカトリックの基礎ですが、このマリア
を専門に研究する学問を Mariology(マリア学)といいま
す。最も有名な研究機関はバチカンにある MARIANUM で、
1950年、法王ピウス12世によってつくられました。

ここで Mariology を2年間研究すると修士号、 4年間で
博士号が与えられます。この図書館にはマリアに関する書
物が 8万5,000 冊あるといわれ、この分野の研究では世界
最高峰です。
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筆者は同じ宮本倫好(みやもと・のりよし)さんです。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-22 05:41

「いじめている君へ」

今朝(11/21)の朝日朝刊1面に、今度は「いじめている君へ」が載っている。

両方に呼びかけているわけだ。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-21 09:54
朝日新聞が1面に「いじめられている君へ」という囲み記事を連載し始めた。著名人がメッセージを送る形だ。

イジメに苦しんでいる子どもたちが朝日新聞の1面を読むと、本気で思っているのかな。

白々しさでは「楽餓鬼」その他で論じられている大臣のメッセージといい勝負。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-19 15:07

あなたはどっち派?

最近、特に若い人たちの間で「24時間表示」が定着しているように見える。例えば「17:00開場、18:00上演開始」といった表現である。
高齢者の間では、「午前nn時」「午後nn時」の方が一般的である。戦時中は24時間表示が普通だったが戦後は交通機関の時刻表以外では使われなくなっていた。それが復活してきているのである。理由はわからない。「戦中回帰願望」などと言うヒステリックな、サヨク呆けの理由付けは私はしない。
たしかに24時間表示の方が正確と言えば正確だ。しかし、たとえば「呑み会」の開始時刻が「6時」となっていれば普通の人は「午後6時」だと理解する。「18:00」と表記することも「午後」という表示も不要だと我々老人は思うが若者たちは「18時」と表す。
面白いのは、私が付き合ってきた英語人たちだ。男性はほとんどが軍務経験があるのに24時間表示が苦手らしい。何かで24時間表示を見ると指で数えたり、時計の「12時」の位置から指で追ったりする。
偶然かもしれないが、私の周辺の連中は皆同じ行動を取る。「軍隊の時はどうだった?」と訊くと「命令は24時間方式で出るが、自分たちはこうやって数えて確認していた」という。やはり苦手なのだ。
そこで航空会社の英語版の時刻表を調べてみた。JALとANAは24時間方式で、これは当然という気がする。日本では鉄道もバスも24時間表示だ。そしてBritish Airways(BA)は24時間方式だが、United Airlines(UA)は「11:48 am」「2:00 pm」と12時間方式、American Airlines(AA)も「9 am」「2 pm」になっている。
僅かな例だが、これらから推察すると米国では12時間表示が普通らしい。理由はわからない。「米国人は頭が悪いから」というような「頭の悪い」理由付けはしない。私はそれほど頭が悪くない。未だ頑強にヤードポンド法を使い続けている国だ。何か文化的な要因があるのだろう。
一方、会議の招集通知や催し物のポスターなどは英国でも米国でも12時間表示である。24時間表示はない。しかし日本では今や24時間方式ばかりになっている。日常生活、ビジネス・シーンの時刻表示では日本が特異なのかもしれない。
東京の地下鉄などで展覧会や演奏会のポスターで全文英語のものを多く見かけるようになった。全文英語なのに時刻は24時間で表示してある。外国人に見せるのであれば12時間にすべきだといつも思ってしまう。
稀に12時間表示のものがあるが「PM6:00」のように、「AM」「PM」を数字より先に置いている。これは明かに誤りである。
そして時刻表示がいずれであれ、中味の英文が間違いだらけ。英語綴りと米語綴りの混在は当たり前で、もっと基本的な誤りも多い。たかがポスターぐらい、英語圏からきている留学生に小遣いを渡せば簡単に直してくれるだろうに….
例えば下記のような間違いである。
Four gentlemen there are wearing hats.
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by Count_Basie_Band | 2006-11-18 15:23

エースタライヒ

テレビ朝日に「オーストリアと言う国の存在」を知らないアナウンサーを見付け、方々で叩きました。
「オーストリア」という国を知らずに30年も人生を送ることが可能だったことに驚いたのです。

第二次大戦後に植民地支配から解放されて独立したアフリカなどの小国、旧ソ連邦内部の小国は別として、第二次大戦前から存在した国の名前ぐらいは私たちの年代では小学生の時から知っています。大体の場所もわかります。

だから例のアナウンサーを話題に取り上げたのです。ところが現代日本では成人でも「オーストリアと言う国の存在」を知らない方が多いことが判りました。あのアナウンサーに謝るべきかもしれませんね。
街頭取材でいい歳をしたオバサンが「オーストリア」と聞いて「コアラ、カンガルー...」

それに懲りて「在日オーストリア大使館」が日本語での自国の国名表記を「オーストリー」に変えるそうです。
私には、あまり大差ないように思えますがね。相変わらず間違えられるでしょう。クラシック音楽の愛好家と、よほど欧州史に詳しい人以外にはまるで縁のない国ですし、一方、オーストラリアは日本の真南にあって何かと交流が多いのですから。

いっそのこと正式名称である「Republik Österreich (ドイツ語: 〔レプブリーク・エースタライヒ〕)」をカタカナにして「エースタライヒ共和国」、通称「エースタライヒ」にした方がいいんじゃないかな。

英語名称の発音に近いカタカナを日本語の国名表記にするの外務省の基本方針だそうですが、この方針に合わない例は結構多いのです。「大韓民国」(通称:韓国、Korea)や「中華人民共和国」(中国、China)は迷いようがありませんが、私が一番間違えるのがイタリアです。英語では「Republic of Italy」(Italy)なので、日本語の会話や文章では遂「イタリー」と言ったり書いたりしてしまいます。

他にも英語から離れた表記はいっぱいあります。先ずインドがそうですよね。英語表記は「India」ですから....
「ドイツ連邦共和国」(ドイツ)も英語「Germany」とはまるで違います。原語の正式名称は「Bundesrepublik Deutschland(ドイツ語:ブンデスレプブリーク・ドイチュラント)」、通称はDeutschland、略称はBRD(ベーエルデー)です。ま、「イタリア」と「Italy」の違いより乖離の幅が大きいから楽ですね。

ところで、一般の日本人が「イギリス」と呼んでいる国の日本語での正式名称をご存じですか。「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」で通称が「英国」です。原語では「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」で、通称は「Great Britain and Northern Ireland、United Kingdom、 U.K 、UK」のいずれかです。一般のビジネス文書では「英国」が不文律で決まっています。まずいのは「イングランド」ですが、その理由は、読者の皆様には「釈迦に説法」でしょう。
「アメリカ合衆国」も一般のビジネス文書では「米国」ですが、「合衆国大統領」「合衆国憲法」という使い方も認められています。
ところで「日本」の日本語での正式名称が「日本国」であることは意外に知られていません。パスポートの表紙には「日本国」となっているのですが気が付かないんですね。

こうやって見ると日本国外務省が行き当たりばったりに決めているという印象が拭えません。
だから「オーストリー」ではなく、「エースタライヒ」にしてしまえばいいんですよ。「エースタライヒ」ならコアラもカンガルーもいません。
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by Count_Basie_Band | 2006-11-17 15:26