「ほっ」と。キャンペーン

業界の一部では死んだことになってるそうですが


by Count_Basie_Band
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嘘は楽し

 大手の2グループが捕まってからは消滅したようですが「上場予定株」詐欺の電話、私は「ウチの会社、上場する予定ないでぇ」で切り抜けていました。やがて同じ人間から別口を持ち掛けてくるようになりました。「先日もそう仰っていましたが」
 一瞬「しまった」と思いましたが「ワシはなぁ、8社で社外役員やってんねぇ」と切り返しました。いわゆる「嘘のサンパチの法則」を敵が知っていたかどうか知りませんが、これで諦めたようでした。
 私は「庭付き戸建て」から集合住宅に転居したのですが、世間に出回っている卒業生名簿の類では旧住所のままです。NTTの電話帳も、最新版では消えているはずですが皆旧版を使っているのでしょうか。とにかく電話番号は変わっていないので電話には応答します。ですから「屋根屋」「床下屋」「下水屋」「耐震強化屋」などのインチキ・リフォーム屋の「点検にお伺いしたいのですが」は続いています。いつも「どうぞ」と答えます。
 最近は新入社員訓練か、証券会社の「商品の御説明にオジャマさせていただきたいのですが」が続いています。たいてい住所を確認します。この場合も「はい、そうです。どうぞおいでください」とやります。彼らは探し回るでしょうなぁ。それが「訓練」じゃ。
 新聞の勧誘は建物の入口でインターフォンでやってきます。いまどき勧誘に回ってる新聞社は1社だけですが、私がインターフォンに出たら玄関払いします。
 ところが先程、同居人が開けてしまいました。部屋の入口で景品を並べ、1カ月だけでも、と懇願します。「オレはなぁ、ナ○○ネと喧嘩してあの新聞社辞めたんだよ。アイツが生きてるかぎり取らねぇ」
 がっくり肩を落としてトボトボとエレベーターに向かうのを私は見ていました。そしてエレベーターの扉が閉まり始めたところで「嘘だよー」
 しかし戻っては来ませんでした。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-30 13:53

少子化なんか怖くない!

 今年最高かもしれない炎天下、住民税を払いに銀行まで行ってきました。昨年までは自動払込にしていましたが転居しましたので現金で払いました。
 道すがら、ふと思い出したことがあります。朝日新聞で目にした、年金以外に収入のない人からの投書です。税金が一挙に10倍になったという内容でした。「老齢者控除の廃止」「定率減税の減額」の結果だそうです。私の場合、年金以外の収入がはるかに多いのであまり気にしていませんでしたが、この投書で後頭部を撲られたような気分になりました。
 私宛に市役所から「国民健康保険高齢受給者証」が送られてきました。6月で70歳に達したので7月から窓口負担が3割から2割になります。しかし、これは10月から3割に戻るはずです。私の場合、まるで医者代が掛からないので当面はどうでも良いことです。しかし私のような高齢者はむしろ例外であり、影響を受ける人の方が多いでしょう。
 少子化少子化と騒ぎながら、我が賢明なる日本政府は高齢者の生活資金を奪うことによって高齢人口を減らし、人口構成を正常化すべく、巧妙な政策を実施しています。
 1945年の敗戦時、朝鮮半島、台湾、樺太の半分、いわゆる北方四島を手放したこともあって、人口は7千万になりました。今後、1億2千万から7千万まで人口が減れば道路も列車も飛行機もがら空きになります。食料燃料の輸入も減ります。バランスの取れた良い国になります。
 賢明で思慮深い政府を持った幸運に感謝しましょう。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-29 11:41

ド素人でもわかる話

 中央銀行の機能をよく知らない人には、その総裁や役員になぜ厳しい規範が求められるのか理解できないかも知れない。そこでWikipediaから中央銀行の歴史について引用しよう。
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第二次世界大戦後、米ドル金為替本位制を中心としたIMF体制 (いわゆるブレトン・ウッズ体制)が創設された。他国経済が疲弊する中、アメリカは世界一の金保有量を誇っていたので、各国はアメリカの通貨米ドルとの固定為替相場制を介し、 間接的に金と結びつく形での金本位制となったのである。
しかし、1971年8月15日のいわゆるニクソン・ショック以降は金と米ドルの兌換が停止され、各国の通貨も1973年までに変動為替相場制に移行したため、金本位制は完全に終焉を迎えた。
(中略)
管理通貨制度(かんりつうかせいど)とは、国内通貨量を、中央銀行の保有する金にリンクさせず、政策目標(物価安定、経済成長、雇用の改善、国際収支の改善等)に合わせて、通貨当局がその増減を調整しようとする制度である。
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そして「日本銀行」の機能は
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日本ひいては国民経済の発展のために資するための機関と位置づけられて、政府からのその独立性が明確とされた一方で、円で生活している国民の危惧を排せるような、金融政策の透明化が不可欠のものとして求められるようになった。
<機能>
•紙幣(日本銀行券)の発行および管理を行う
•公定歩合操作、公開市場操作、支払準備率操作等の手法により金融政策を実施する。
•政府の銀行であると共に日銀特融などの「最後の貸手」として銀行の銀行としての役割を果たす。(個人の利用は出来ないし預金口座も作れない)
•各国中央銀行や公的機関との間の国際関係業務(外国為替市場への介入を含む)を行う。
•金融経済情報の収集および研究を行う。
•通貨流通量を調整することで物価を安定させる。
<通常業務>
1 商業手形その他の手形の割引。
2.手形、国債その他の有価証券を担保とする貸付け。
3. 商業手形その他の手形(日本銀行の振出しに係るものを含む。)又は国債その他の債券の売買。
4. 金銭を担保とする国債その他の債券の貸借。
5. 預金契約に基づいて行う預金の受入れ。
6. 内国為替取引。
7. 有価証券その他の財産権に係る証券又は証書の保護預り。
8. 地金銀の売買その他前各号の業務に付随する業務。
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 そして2002年から金融機関が保有する株式を買い取る業務も始めている。つまり日本銀行の総裁や幹部はどの金融機関からどこの株をいくらで買うかを事前に知り得るのである。更に様々な相場は日銀の金融政策によって変動する。世間の誰もがまだ知らないそうした情報を利用して個人的に金儲けができるのである。
 だから株式投資で客の資産を増やす村上ファンドのような機関に金を預けたり、個人としていつでも売買できる形で株や債券などを持っていてはいけないのだ。
 こんなこと、「ド素人」でもわかるではないか。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-25 15:30

性善説の社会だから

 方々見ていると、福井総裁は法や規則を犯しているわけではないという意見が相当見られる。三重野、速水といった前任者たちはどうだったか、という疑問も呈されている。
 こういう見方をする人々は、失礼ながら日本という社会の最も特異な部分を認識していない。日本社会の根底は性善説なのである。罰則のない法律が山ほどある。罰則のある法律の方が少ない。ただ今現在でもNHKの受信料を義務化する法律ができようとしているが、やはり罰則なしだ。
 法律を施行すれば国民は守るに決まっている。だから罰則は不要だというのが日本社会の麗しき伝統である。この伝統はどこから生まれたのだろうか。仏教の影響だろうか。ではタイなど、他の仏教国はどうなのか。
 地主と小作人、網元と漁師といった家族的な産業構造の産物だろうか。近代的な大企業でも、バブル崩壊までは終身雇用、年功序列、社員の子女の優先雇用といった、ユダヤ三教の諸国では考えられない雇用システムが支配的だったし、トヨタなどは今でも相当程度残している。雇用者も被雇用者も相手を裏切らないという前提がなければ成り立たないシステムである。
 極めて最近まで「強制猥褻罪」は女性には適用されなかった。今でも電車の中の痴漢は逮捕されるが痴女が捕まったという話は聞かない。大都市圏のサラリーマンたちは痴女の存在を十分知っているが、うっかり周囲や駅員に訴えると訴えた方が痴漢にされてしまうから黙っている。
 「XXがYYをするはずがない」という麗しい信頼が「法律を施行すれば国民は守るに決まっている」と表裏一体を為しているのである。「女性が男性に猥褻行為をするはずがない」から「強制猥褻罪」は女性には適用されず、痴女は逮捕されないのである。現代人には今やほとんど読解不能な「刑法」の大前提は「女性には性欲がない」なのであり、その前提が今も生きているからである。
 同様に、「『日銀総裁』や『大蔵大臣』たるものが投機で私腹を肥やすはずがない」という前提があるからこそ、これらの職位の要件を定義する法規制が存在しないのである。日銀総裁でなければ入手不能なインサイダー情報を活用して総裁自身が私腹を肥やすのは許せるから法規制が存在しないのではない。性善説の極致である。ここのところを間違えてはいけない。
 福井総裁の行為が違法でないのは法規制がないからである。殺人を禁ずる法律がなければ世に殺人犯は存在しない。それと同じレベルの話に過ぎないのである。自転車の違法運転のように、罰則のある法律が制定されていても実際には国民の良識に依存するのが日本社会である。PRすれば皆が規則に従ってくれると期待する社会なのである。
 福井総裁の行為が違法でないのは法規制がないからに過ぎない。法規制がないのは「『日銀総裁』たるものが投機で私腹を肥やすはずがない」という信頼があるからである。そして中央銀行総裁に対するこの信頼は、「女性には性欲がない」という日本刑法に特異な前提と違い、ユダヤ三教の諸国にも存在する、いわば全地球的な信頼なのである。
 前任者たちがどうだったかはまったく別問題である。現在そして将来の市場には影響力を持っていないし、究極のインサイダー情報に触れることもなくなっているのである。その確認は歴史家に委せればいい。
 いま日本が問われているのは全地球的な信頼の失墜を回復する意志と能力なのである。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-24 15:41

何となく可哀想

 奈良の継母(または父親の新配偶者)と異母弟妹を焼き殺した事件だが、父親は目標の大学を自分が決め、猛烈にシゴいていたらしい。何のために?と父親を詰問したい。「テメエの見栄、世間体のためだけだろうが」と。
 私の両親は子供たちの学業成績にまったく興味を示さなかった。父は、私が小学生の間は、通信簿を持って帰ると教師からのコメントだけを読み、すぐに投げ返した。中学1年生の1学期になると「要らん」と開けもせず放り出したので以後は見せていない。母も「私が見てもわからへん」と言って触りもしない。姉や妹に対しても同じだっただろう。だから中学から高校卒業まで、私の成績は体育以外すべて満点だったことを両親は知らずじまいだ。
 大学も私が勝手に決めたが高校側は東大を強要し、母を呼び出した。母は「私には何もわかりまへん」でトボケ通してくれた。お陰で高校3年になっても受験勉強らしい受験勉強もせず、夜は父や悪ガキどもと一緒に酒を飲み歩いていた。
 妻も同様な育ち方をしている。親から「勉強しろ」と言われたことがない。だから私達夫婦も息子の成績には無頓着だった。保護者面接で「御両親ともこんなに高学歴なのに信じられません」と教師に言われ、妻は「私どもには興味のないことですから」と突っぱねて呆れられていた。
 息子が中学3年になるまでは「勉強しろ」と言ったことはない。ただし、高校ぐらいは出ていないと本人の人生の選択肢が極度に少なくなると思い、プラモデルに夢中になっていた、というより陳列用の完成品を作って小遣稼ぎをしていた倅を数回叱りつけたことはある。
 そころが、そのお陰と言うより、まぐれ当たりで学力不相応な高校に入ってしまった。3年間、45人のクラスで43番か44番あたりに定着していたらしい。ここでも妻は「「御両親ともこんなに高学歴なのに…」との教師の台詞に小中学校時代と同じ答を返していた。
 こんな成績では大学進学はあり得まいと油断していたらN大芸術学部映画学科監督コースなんてところに入ってしまった。私としては思わぬ出費に少々慌てたが、卒業後15年経った今、フリーランスの文筆業で同年輩のサラリーマンよりは相当多い収入を得ているようだ。無駄な投資ではなかったと見ていいだろう。
 勉強を強要せず、酒もタバコも禁止しなかったのが効いたものと我々夫婦は信じている。他に理由付けのしようがないからだが。なお、タバコは高校の卒業式の日にスパっと止め、以後は吸っていない。
 今回の奈良の少年の場合、あれだけの兇行に走る素質は生まれ持っているわけだが、親の見栄、世間体のための勉強を強制せず自由にさせておけば、多少横道に逸れて風変わりな生活になったにせよ、凶悪犯罪への引き金に遭遇することなく人生を送ったかもしれない。とにかく読み書き算術は平均以上なのだから。
 宮崎勤、酒鬼薔薇聖斗、光市母子殺害の犯人なんかはサッサと抹殺すべきだと思うが、奈良の彼の場合は何となく可哀想な気がする。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-24 13:53

怖しい時代?

 『週刊新潮』も『週刊文春』も「福井辞職」を求めて見せているがその根拠は「やっかみ」ばっかり。情けない。自民党だけでなく、ネット上のブログや世論調査でも「辞任不要」が半分くらいのようだ。
 そもそも中央銀行の機能、その総裁の言動に求められる条件は極度に専門的な分野の問題であり、世論調査の対象にすることからして間違っている。ほとんどの国民は理解していない。第一、総理大臣も理解していない。今回の福井事件は国内問題ではないことさえ理解されていない。ことの重大さは靖国やテポドンの比ではない。まして英、仏、独、伊といったヨーロッパ諸国にとってはイラク戦争より大事件なのである。
 中央銀行の総裁は政府からも金融市場からも完全に独立していなければならない。アメリカにおいて日銀総裁と同じ立場に相当する連邦準備制度理事会議長だったグリーンスパン在任期間に大統領はレーガン、親父ブッシュ、クリントン、倅ブッシュと代わったが、どの大統領も彼に何らの圧力も加えず、何の支援もしていない。彼がユダヤ人であることは、その独立性とは関係ないだろう。
 そしてアジアにおける中心的金融市場の地位はシンガポールに奪われてしまったとはいえ(この地位の低下自体、大失政の結果なのだが)、世界の通貨、国債の相当部分を日本銀行は保有しており、一歩間違えれば世界大恐慌を引き起こしかねないだけの影響力を持っている。その日本銀行のトップが金融市場で個人の資産を運用していたのだ。欧米の政界経済界にとっては驚天動地の出来事なのである。当然各国のメディア、金融経済関係の報道機関は大騒ぎである。私が接し得たかぎりでも「あの日本に中央銀行がなくなった」「日銀が政府与党に乗っ取られた」といった報道がされている。ところが外国のメディアが何と言っているか、日本のメディアはまったく触れていない。何事も政府が悪いことにする朝日でさえ沈黙している。
 強烈な報道規制が加えられているとしか考えられない。怖しい時代の始まりかもしれない。私のような年寄りにはどうでも良いことだが。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-23 17:20
 今朝でサッカーのワールドカップから日本チームがいなくなることになった。予想通りではあるがホッとした。この数カ月の騒々しさには参っていたのである。新聞は毎日6面以上割いているし、テレビも朝から晩まで騒いでいた。私は毎日怒りまくってきた。まだ数日は余波が残るだろうが他国のゲームに関心を持つのはごく少数の「通」だけだろうから静かになるはずだ。
 私は野球もサッカーも日本のプロのゲームは観ない。テレビでも観ない。先ず観客が騒々しい。プロスポーツも音楽や舞踊と同じ芸であり、芸は静かに観賞しなければならない。それが理由の1つ。
 もう一つはまさにパラドクスであるが、日本のプロには観賞に堪える芸を見せる実力の持ち主が稀であることだ。西武ライオンズ全盛期に楽しませてくれた辻、石毛、秋山のような名人は引退し、彼らの跡を継ぎ、さらに高度なレベルの芸を見せてくれるイチローと井口はアメリカへ行ってしまった。イチローは文句なしに世界一の名人になっている。観賞に堪えるどころか感動を与えてくれる。
 サッカーはもっと悲惨だ。外国の選手とまずまずの戦いができる選手は皆ヨーロッパ・リーグで働いている。おまけに全日本チームを指揮する監督は2代続けて日本語を話せない。いつも通訳が介在する。通訳については下記のような笑い話がある。
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 マフィアの商売もこのところ厳しいとあって、凄腕の集金人を雇うことにしました。 しかし、雇った男はひどい難聴だった上に、揚げ句のはて5万ドルを持ち逃げする始末。つかまってボスの前に引き出され、「カネはどこだ?」と追及されたのですが、「何の話だ」と手話の通訳を通してとぼけます。怒り心頭のボスはピストルを集金人の耳に当て、質問を繰り返しました。この脅し、効くには効いたのですが……集金人はこう答えました。「カネはセントラル・パークの大きな噴水の東50ヤードのところの切り株の中にある」
これを聞いた手話通訳者はボスにこう伝えました。
「こいつはまだ、何の話か分からん、それにあんたには引き金を引くガッツなんかねえだろうってぬかしていますよ」
「引き金を引く勇気なんてないだろう」なんてと言われたら、頭にきたボスは必ず引き金を引くでしょう。そうなれば、カネのありかを知っているのは通訳だけ、ということになり、手話通訳ひとりがニンマリという図が浮かびます。
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 野球の大リーグでは中南米つまりスペイン語圏からきた選手が多いので、ゲーム中ベンチに入るコーチ陣は、概ね、英語とスペイン語の両方を話す。選手とコーチの双方の感覚や認識を正確に理解した上で訳語を選択できる通訳なんていないからだ。
 興味を持てない報道の二つ目は秋田の児童殺しである。あんな事件、いくら掘り下げたって正常人が理解できるような解答は出てこない。だから興味が持てないのである。そこへ今度は母親と弟妹を長男が焼き殺すという事件が起きた。この事件の報道には興味が持てた。事件そのものではなく、報道側の表現である。
 長男が16歳で母親が37歳というのは、現代日本では相当珍しい。しかも夫婦揃って高学歴の医師だという。不自然だと思っていたら、案の定、殺された母親というのは父親の後妻であり、長男は父親と離婚した先妻の子だった。しかし大抵の報道とコメントは「母親」あるいは「義母」と表現している。両親が死別または離別し、再婚した場合、再婚相手と改めて養子縁組をしないかぎり法的な親子関係は成立しない。このことは意外に知られていない。だが報道に携わる者は知っていなければならない。
 私が目にしたかぎりで正確に表現していたのは日経の社会面だけだ。「父親の新しい配偶者」としている。これが正しい。日経で一番信用できるのは社会面、読売で一番信用できるのは経済面、と昔から言われている。社内では日の目を見ない部門の方が地道に勉強している。勉強を許される。それが日本企業なのだ。
 興味を持てない報道の三つ目はアメリカ牛肉輸入問題である。私は脚のある生き物を食さない。宴会食事会でも2本脚は何とか口にするが四本脚には手を付けない。戦時中、疎開先で知ったのだがウシもブタも幼児の間に名前を付けて頻繁に呼ぶと覚える。成豚、成牛になっても名前を呼ぶと寄ってきて甘える。ブタは芸も覚えると聞いたことがある。そんな可愛い動物の肉は到底食えない。
 捕鯨反対派の連中はクジラの知能の高さを反対理由の1つに挙げているが、どうやって確認したのか。外洋を泳いでいるクジラに名前を付け、覚えさせたことがあるのか。親類筋のイルカやアシカは名前も芸も覚える。しかし外洋のクジラは確認のしようがない。そもそも人間と一緒に暮らしていない。だから私は鯨肉は食する。クジラには脚がないから私の「脚のある生き物を食さない」という信念にも沿っている。
 どう見ても50代で腹の出っ張ったサラリーマンがアメリカ牛肉の丼を恋しがっているのをテレビで見ると「君、死に急ぎ給ふことなかれ」と声を掛けたくなる。BSEでは死なないだろうが「メタボリック・シンドローム」には既に罹っている。哀れなヤツら。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-23 14:34

やり残したこと

 「文科省はホンキ?」の中で「平均律」という言葉を何気なく使ってしまいましたが、この言葉のantonymは「純正律」です。この違いについてはhttp://gabacho.reto.jp/whims/whim0010.htmlに分かりやすく説明されています。少し引用します。
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和音は、周波数が単純な整数比になるときに良く調和して聞こえます。(中略)各音の高さを和音が調和する整数比で決めた音階を純正律音階といいます。(中略)ところが、純正律音階にはやっかいな問題があります。上の表を見て、ド~レの音程の周波数比が長音階では8:9、短音階では9:10であることがおわかりでしょう。このため、ハ長調の曲の途中でイ短調のレ・ファ・ラの和音が現れると、めちゃくちゃ汚い響きになってしまうのです。したがって、ハ長調とイ短調の両方の和音を弾くには、二つのレが必要になってしまいます。ましてや、ハ短調だの変ロ長調だのに自由に転調しようとしたら、そりゃもう大騒ぎで、一オクターブあたり何十個もの鍵(けん)が必要になってしまいます。
 そこで、一オクターブあたり12個の鍵でどのように転調しても周波数比が変わらないように決められたのが平均律音階です。平均律音階では、周波数比は指数関数で決められます。(中略)現代では、ピアノやギターなどの固定ピッチの楽器のほとんどは平均律で調律されています。そして、ほとんど誰もがその音を違和感なく聞いています。
 しかし、平均律は、転調のしやすさという大きな利点の代償として、和音の響きの美しさを犠牲にした音階なのです。(中略)私は、うっとりするような無伴奏コーラスは純正律でハモっているのではないかと常々思っていました。
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 そうなんです。私が大学に進む頃、関西学院大学グリークラブは純正律で歌っていました。憧れました。ひそかに関西学院にも願書を出しましたが第一志望校に合格してしまったので諦めました。
 平均律ではソの半音下とファの半音上は同じです。しかし純正律ではソ♭の方がファ♯より低いのです。(私が間違っていたらご指摘ください)
 音楽に関してはもう一つ後悔していることがあります。「移動ド」と「固定ド」の違いです。現代の学校では「固定ド」での読譜を教えているそうですが我々の学校時代は「移動ド」でした。声楽、つまり人間の声で歌う場合には「移動ド」の方が楽です。♯や♭がいくつあろうが、そのキー、つまり調子の主音をドにするだけです。しかし楽器を弾く場合はそうはいきません。♯や♭を常に意識していなければなりません。今の学校教育は楽器演奏に重きを置いているのですね。私は「固定ド」で譜面を読める人たちに劣等感を抱いています。勉強し直したいと思っています。しかし、私には、もう、それだけの時間が残されていません。
 70年の人生でやり残したことは、この「固定ド」読譜だけですね。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-21 17:10

期待していいのかな?

 1950年代の末頃、私の妻はある個人競技の日本代表としてヨーロッパで開かれたユニバシアードと世界選手権に参加した。代表に選ばれたのは3人だった。ところがその競技の連盟は1人200万の参加費を請求した。サラリーマンの初任給が1万円に満たない時代である。3人のうちの1人はその資金を調達できず辞退した。荒川静香クンも大変な思いをしてきたんだろうな。だからプロに転向せざるを得ないんだ。
 1人分の旅費は数十万で足りたはずだ、では、なぜ200万なのか。選手二人に役員が20人もついてきたので、彼らの旅費と遊興費に使われたのである。その大部分はヨーロッパの売春婦にも渡っただろう。
 この状況は半世紀経っても余り変わりはないようだ。妻の友人で別な競技の役員をやっている女性がいるが「相変わらずですよ」とこぼしていた。
 体育協会の会長は「相変わらず」「伝統に忠実」という雰囲気のオッサンが就任したが、スケート連盟では橋本聖子が会長に就任した。見た目はクリーンで爽やかで、しかも強そうだ。
 期待していいのかな。
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by Count_Basie_Band | 2006-06-20 05:14

大馬鹿野郎!

 「作家」という肩書でテレビの報道番組や政府のナントカ委員会に年中出まくっている野郎が、今朝は生意気にも日銀総裁問題についてトンチンカンなことを言っていた。
 「誰にでも合法的に金儲けをする権利はあるんです。日銀総裁だって誰だって同じです。怖いのは、この問題によってやっかみから『金儲けは悪だ』という世論が盛り上がり、金を儲ける権利が侵害されることです。やっかみですね」
 これには笑うことすらできなかった。世の中には「金を儲ける権利」の行使を停止しなければならない立場というものがあることを知らないのだ。こういう馬鹿野郎がテレビのギャラを儲ける権利こそ剥奪すべきかもしれない。
 株をはじめとする相場商品の市場では「公正」「フェア」が絶対の倫理である。その「公正」にいささかなりとも影響を及ぼす立場の人は、少なくとも在任中は「相場商品で金を儲ける権利の行使」を停止しなければならない。それが世界の常識だ。日銀総裁の1件はこの絶対の倫理を危うくさせるおそれがあるから問題なのである。
 「やっかみ」から問題にしているヤカラは確かにいる。テレビで騒いでる。「やっかみ」は共感を得やすいからだ。そんなもの、やらせておけばいい。市場の仕組みどころか経済の仕組みの基本も知らない連中なんだから。放っておいても今の「禁煙ファシズム」、往年の「巨人ファシズム」ほどの勢力になるわけがない。
 一番笑った「やっかみ」は、ムラカミが「2千億を4千億にしました」と言ったとき、増えた2千億をムラカミの会社の社員数で割り「凄い生活ですね」と驚いたヤツ。某民放キー局の男性社員アナウンサーである。大学出で営利企業の社員でありながら、なんという経済認識。
 ま、こういう可愛いのもいないと世の中楽しくないか。
 
 
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by Count_Basie_Band | 2006-06-17 16:16