業界の一部では死んだことになってるそうですが


by Count_Basie_Band
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新たな流行?

「後期高齢者医療保険」の保険料天引きに関する騒動はようやく静まったように見えます。
そして、騒動の鎮静化と共に現役世代、特に20代30代の若い人たちのネット上における発言に見られる「誤解」が「正解」として定着し始めたように感じます。

厚生労働省の見込では、この保険における給付の原資の1割が被保険者が支払う保険料、4割が現役世代(とその雇用者)が支払う健康保険料、残りの5割が公費(所得税、住民税など)となっています。
マスメディアは「保険給付の9割が現役世代の負担」ばかり言っています。実際には、給付額次第で「9割」になるかどうかわからないのですが、そこまで説明している報道はないようです。

この「現役世代負担」という言葉がとんでもない影響を及ぼす気配があるのです。

以前から、現在の高齢者が受給している「基礎年金」、「厚生年金」、「企業年金」は現役世代の人たちから徴収されている年金保険料から支払われているという「誤解」が方々に見られました。そこから「高齢者による現役世代の搾取」という見方が生まれ、広まってきました。
つまり、今の年金受給者は年金保険料を徴収されることなく不労所得を定期的に得ているという主張です。

この「誤解」が「正解」になってしまいそうなのです。こうした主張が、後期高齢者医療保険の保険料とゴッチャになり、正当化されるかもしれない雰囲気を感じるのです。

今の年金受給者の現役時代の所得は、平均すると、現時点の現役世代の人たちの所得よりはるかに多かったのですから相応の保険料を払ってきています。
しかしマスコミはそんなことは報道しません。マスコミの担当者も現役世代であり、そんな解説は読者や視聴者に受けないからでしょう。

従来から発生している少年たちの「ホームレス殺し」に加えて無差別な「年寄り殺し」が流行り出すのかな?
そしたら日本は世界の爪弾きに遭うことになるとは、立法・司法・行政やマスメディアの然るべき立場の人たちは思っていないのかな?

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by Count_Basie_Band | 2008-04-17 16:06