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業界の一部では死んだことになってるそうですが


by Count_Basie_Band
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私はクルマの運転をしません。ハンドルを握ったのは唯一度。大学1年の時の体育実技で、数メートル走って学食前の立木を折ってしまいました。
理由を聞かれると「車夫、馬丁、駕籠舁きの技はこれを為すべからず」という家訓に従っているだけだと説明しています。実際、父方の親戚には運転をする者がいないのでこのウソが通じてしまいます。

本当は、いつかは酔っぱらい運転で事故を起こす絶対の自信があるからです。

昨今の酒が絡む交通事故のニュースは「敬老の日」に老人の自殺のニュースが増えるようなモンだと思い、あるところで「同じ報道ばかりで煩い」とコメントしてしまったこともあります。
しかし幼児三人を死なせた事件で「20年の重罪」との観測を眼にしてギョッとしました。自分が運転しないので摘発の手順や罰則にまるで関心がなかったのです。だから、この「20年の重罪」には呆れました。20年が重罪?

刃物や銃器で故意に幼児を三人殺したら、いくら刑罰の軽い日本でも死刑ではないでしょうか。自動車を運転していた結果だから「故意」ではないという解釈なのでしょうか。

飲酒歴60年の私の経験に基づけば、酒を飲んで自動車を運転するのは殺人に至る可能性を承知の上での選択です。

もう一つ気になるのは、アルコール摂取が原因の交通事故の報道に現れる酒は必ず焼酎である点です。日本酒やワインは登場しません。取りあえずビール、そして焼酎というのが典型的なタイプのようです。

飲酒歴60年の私ですが焼酎はまったく飲みません。例によって「焼酎はこれを飲むべからず」という家訓をでっち上げていますが、要するに旨いと思えないだけです。しかしウィスキー、ブランディ、ジン、ウォッカなど、焼酎以外の蒸留酒は飲みます。ただし、日本酒やワインで口がべたつくときのウガイ程度です。
学生時代はトリスなどの安ウィスキーも飲みましたが、社会人になってから蒸留酒は危ないと思うようになりました。頭はハッキリしており、普通に会話できているのに立てなくなっている場合があるのです。俗に言う「足を取られる」ケースです。
アルコールに対する反応には個人差が多く、ビールを飲むと悪酔いする人もいるそうです。したがって蒸留酒に対する私の反応は私だけの現象かもしれません。
しかし、アルコール摂取が原因の交通事故の報道に現れる酒は必ず焼酎である事実を見ると、私だけではないような気もしてきます。頭がハッキリしているから大丈夫、という判断が働いているかもしれません。
ま、これは余談です。

とにかく、動体視力、反射神経、運動能力に影響する物質を身体に入れて運転するのは、取りあえず未必の殺人です。電柱や歩道などを傷付けた程度の事故でも、あるいは運転者だけが死傷した場合も、それは偶然に過ぎないのです。常に他人を殺傷する可能性があるのです。

まず、如何なる事故であれ運転者からアルコールが検出されたら損害保険金を国家または自治体が全額没収。そして一人でも死なせたら「死刑」、負傷させたら負傷の重軽に関わらず被害者一人につき30年の実刑、電柱や歩道などを傷付けた程度の事故の場合は損傷の程度に関わらず30年の実刑、運転者だけが死傷した場合は生命保険、傷害保険を国家または自治体が全額没収
そして損害賠償、民事裁判で命じられる賠償金、慰藉料の類は消費者金融で調達する道を設ける。「生命保険付き賠償金金融」という新商品を提供させる。金利は、いま一部国会議員が口にしている40%でもいいでしょう。

以上が、今私が思い付いた量刑です。
これぐらいにして貰わないと、私自身、安心して自転車や徒歩で外出できません。高齢歩行者も随分殺されていますよね。
もし私と一緒に歩いている妻か同年輩の友人が殺傷されたら、私が運転者を殺すかもしれません。70歳でも相手が泥酔者なら殺せますよ。そんなことはさせないでください。
by Count_Basie_Band | 2006-09-21 15:30