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業界の一部では死んだことになってるそうですが


by Count_Basie_Band
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一番羨ましい人

 何と言っても一番羨ましいのはいつでもどこでも眠れる人です。私は暗い部屋でベッドか布団に横になり、枕に頭を付けないかぎり決して眠れないのです。鉄道の寝台車や船の寝室にはベッドと枕があるのですが、なぜか眠れません。したがって、電車の車中で居眠りして終点まで乗り越したなどという経験は皆無です。
 学校時代、授業中に眠れる級友たちが羨ましくてたまりませんでした。眠くならない授業なんて滅多にありません。しかし私は眠れませんでした。
 会社に入ってからは、会長や社長が演説している最中にイビキをかいて眠る人たちを心から尊敬していました。会長や社長の演説なんて内容は「自慢話」と「尻叩き」だけですから退屈に決まってます。しかし私は眠れませんでした。
 太平洋横断の機内でもずっと起きています。酒を飲んでも導眠剤を服用しても効きません。導眠剤を大量に飲めば眠れるかもしれませんが永眠してしまう危険があります。だから我慢しています。
 先方に着くのは大体朝か昼間です。就寝時間ではありません。だから起きています。40時間や50時間眠らずにいるのはこの歳になっても平気です。
 逆に妻は電車だろうとタクシーだろうと、乗り物に乗れば直ちに眠ります。一緒に乗ったことはありませんが飛行機でも当然同じでしょう。
 次男は物書きですが30時間40時間の連続執筆は平気なようです。その点では私に似ていると言えるでしょう。しかし電車の乗り越しの常習犯でもあります。母親似でもあるようです。こういうのを「孝行息子」と呼ぶのでしょうか。
by Count_Basie_Band | 2006-08-28 15:51